さくら より 「私の世紀末カルテ」
作詞:桑田佳祐
作曲:桑田佳祐
編曲:サザンオールスターズ
20世紀を迎えるにあたって、自身の感情や社会について鋭く突っ込んだ曲です。
リズムも単調な曲なのですが、歌詞がとてもいい曲です。
ライブで演奏されるときは、歌詞を頻繁に変えて演奏されます。
私が初めて聴いて思った感想は「これってサザンじゃなくソロ系の曲じゃない?」と思うぐらい他のメンバーの演奏がありません(笑)
ライブでの初演奏は1999年の「Se O no Luja na Quites(セオーノ・ルーハ・ナ・キテス)〜素敵な春の逢瀬〜」でした。
それ以降は以下の2回で演奏されました。
1999年 「'99 SAS 事件簿 in 歌舞伎町」
2000年 年越しライブ「ゴン太君のつどい」
世紀末カルテと言ってるだけあり、1999年と2000年にしか演奏されていません。
ラジオ番組の「やさしい夜遊び」では、短縮バージョンとして大幅にカットして演奏されました。
また、2000年12月19日に放送された「桑田佳祐の音楽寅さん」では「STAGE 13 2000年サザン三部作一挙公開」にて歌詞を変更して演奏されました。
爆笑問題さんの番組でも歌詞を変更して演奏され、その際には爆笑問題のお二人も一緒に歌っていました。
因みに爆笑問題のお二人は真性のサザンオールスターズファンとしても知られており、ライブでの映像出演なども何回か経験されております。
その上、太田さんは桑田さんとメル友であり、30周年の活動休止宣言の後に行われたライブ「真夏の大感謝祭」では「働けロック・バンド (Workin' for T.V.)」を是非演奏してほしいとリクエストし、見事演奏されることとなりました!
その他にも好きなサザンのランキングでは「ラチエン通りのシスター」を挙げているなどファンなら当然知っている曲ですが、そうじゃない人からしたらどんな曲か知らない曲を書くなど、そのサザンオールスターズ好きを見事にアピールされていました。
因みに桑田さんのソロライブで、2011年に行われた「ライブ in 神戸&横浜 2011〜年忘れ!! みんなで元気になろうぜ!!の会〜」でも演奏されました。
このときはまさか選曲で驚きました!
そして、案の定歌詞は変更されており、ついには「スマホ」「ブログ」という単語が入って来るなど現代向けに変えられていました。
ライブでの演奏は少ないですが、存在感が凄くある曲だと思います。