さくら より 「SEA SIDE WOMAN BLUES」
作詞:桑田佳祐
作曲:桑田佳祐
編曲:サザンオールスターズ
「01MESSENGER 〜電子狂の詩うた〜」のB面の曲になります。
カップリング曲にしておくには勿体無いぐらいの名曲です!
歌詞は「好きになった女性にフラれてしまう」といった内容なのですが、情緒溢れる曲で思わず風景が思い浮かぶ歌詞となっています。
桑田さん自身も非常に気に入っている曲だと公言しており、大御所の方々がカバーしいる曲です。
この曲のカバーで一番最初に出て来るのは、やはりビートたけしさんです!
「足立区のたけし、世界の北野」という番組で、エンディングテーマとしてビートたけしさんが歌われていました。
桑田さんとはまた違った雰囲気で歌われているのですが、ビートたけしさんの歌い方もなんだかしっくりきました。
この曲について、最近ビートたけしさんが番組内で語られていました。
また、それに応じるかのように桑田さん自身もラジオ番組「やさしい夜遊び」で、たけしさんにも歌ってもらえた曲と語っていました。
ビートたけしさんの話が長くなってしまいましたが、もう一人大切な方がいらっしゃいます!
その方は前川清さんです!
コブシの効いた歌い方が特徴的な前川清さんですが、当然このカバーも前川清さんの独特のコブシが効いた作品となっているのですが、初めて聴いたら「これはサザンじゃなくて前川清さんの曲じゃない?」って思えるぐらいクオリティの高いものになっています!
むしろ個人的には、前川清さんバージョンの方がちょっと好きかもしれません(笑)
ライブでの初登場は当然「おっぱいなんてプー」と思いきや、なんと2000年の「茅ヶ崎ライブ」が初演奏でした。
それ以降は下記の通りです。
2004年 「真夏の夜の生ライブ〜海の日スペシャル〜」
2018年 「ちょっとエッチなラララのおじさん」
なんとたったの3回だけです!(桑田さんって本当自分が好きな曲やらないなぁ〜笑)
2009年の第2期音楽寅さん第17回「寅光のオールナイトスッポンポン」にて久しぶりに演奏されました。
このときはラジオブースのセットの中で桑田さん、斎藤誠さん、片山敦夫さんの3人だけでのセッションとなりました。
シンプルな曲なので、あえてこのメンバーでの演奏だったと思うのですが、これが凄く良くてとても印象的な演奏でした。
またこれを機に演奏されるのかなと思いきや「ちょっとエッチなラララのおじさん」まで封印されてしまう超勿体無い曲です。