Young Love より 「心を込めて花束を」
作詞:桑田佳祐
作曲:桑田佳祐
編曲:宮川泰
いよいよアルバム「Young Love 」も最後の曲となりました!
サザンバラードの中でも屈指の名曲です。
歌詞の内容は結婚する自分の心情を、育ててくれたお父さんとお母さんに心を込めて感謝しているという、とても素敵な歌詞となっています(これを作ったのが「マンピーのG★SPOT」を作った人と同一人物とはとても思えません笑)
また、こちらも有名な話ですが、ナイティナインの矢部浩之さんが結婚するときに、桑田さんがラジオでそのことについてコメントをし、この「心を込めて花束を」を生ギターで演奏して祝福していました。
矢部浩之さんはサザンオールスターズのファンであることを公言しており、それを知った桑田さんからの粋なサプライズだったのだと思います(ファンだったら死ぬほど嬉しいことですよね)
初めてのライブ演奏は当然「ザ・ガールズ万座ビーチ」でした。
その後は下記の通りです。
2000年 「茅ヶ崎ライブ」
2005年 「みんなが好きです」
どのライブもアンコール後の最後の一曲として演奏されています。
サザンのライブは年々、最後にバラードを演奏する確率が高くなっているのですが、この頃になると最後の曲になる候補も当然増えており「いとしのエリー」「Oh!クラウディア」「旅姿六人衆」「Ya Ya (あの時代を忘れない)」など名曲揃いとなっているので、最後を張れる可能性は出した直後ぐらいしかありませんでした。
しかもこの「心を込めて花束を」は素晴らしいバラードなのですが、メドレーや中間でやるのは中々難しい曲で、演奏するとしたらどうしても一番最後になってしまうと思うので、演奏回数は3回と少なく見えますが十分演奏されている曲だと思います。
特に感動したのは2000年の「茅ヶ崎ライブ」です!
もうこのときは最後に来るのは「Oh!クラウディア」「旅姿六人衆」「Ya Ya (あの時代を忘れない)」のどれか(特に「Ya Ya (あの時代を忘れない)」は可能性が非常に高いだろうと思ってました)になるだろうと思っていたのですが、ここでまさかの「心を込めて花束を」でした!
このときの「心を込めて花束を」の音源は「この青い空、みどり 〜BLUE IN GREEN〜」に収録されており、生放送のWOWOWでの映像を除けば唯一聴くことができる貴重な音源となっています。
私がこの曲を最後に聴いたのは、2008年の赤坂サカスで行われたCDTVの収録のときだったのですが、感動して思わず涙が溢れてしまいました。
年々この歌詞の深さがわかるようになり、感動が増している曲です。